あけましておめでとうございます!管理人の しげ です。
新年初回は、大晦日のRIZIN33で行われた、久保優太対シバターの試合で起きた八百長疑惑について取り上げます。
※久保選手が元K-1ファイターなので、カテゴライズは一応キックということで…
はじめに:八百長疑惑の画像
早速ですが物議を呼んでいる画像はこちらになります。
これは久保選手の奥さんの兄、通称サラ兄@ryuasekakiが試合後翌日の2022年元旦にツイートしたLINEのやりとりの画像になります(既に該当ツイートは削除)。
試合の盛り上がりやラウンドガールの登場を考慮し、1Rは手を抜いて2Rから本気でやる、といったやりとりがシバター側から提案されている、という内容です。
これを見て、この疑惑の真偽はともかく、試合前後含めてすべてシバターの作戦通りだったな…という感想でした。
※この画像のテキストの捏造などは簡単に行えてしまうため、内容の信憑性は現時点で何ともいえません。そのうえで話を進めます。
次に試合前〜試合後の時系列を簡単にまとめていきます。
試合前〜試合後の時系列
試合前:この試合が決まった経緯も何かおかしい
そもそもこの試合は久保選手本人ではなく、奥さんのサラさんが決めてしまったというのが試合決定までの経緯で、個人的にはなんじゃこりゃ…と感じていました。
ちょっと待って…
3日振りにTwitter開いたら自分の試合決まってたんだけど…😱
これは壮大なドッキリなのか?
— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) December 13, 2021
さらにYoutubeチャンネルでも事の経緯を話しています。
本人が全く知らないのに試合の契約が結べるのは正直普通じゃないです。特にRIZINという今日本の中心のMMA団体なら尚更…。
百歩譲ってもジムの代表が関わったりするものだと思います。
自分が大学時代通っていたキックのジムも必ずプロ選手は日時と相手、契約体重、売るチケットの枚数 は最低限ジムの会長と連絡を取り合った上で決めていました。ここで勝手に試合を入れられて揉めたという話はただの一度も聞いたことがありません。
さらに契約内容も20kg近い体重差、MMAの経験値(シバターはアウトサイダーなどで17戦目)、試合時間の短さ(3分2Rの短期決戦)とあらゆる面でシバター有利なもの。
にもかかわらず、シバターがビビり散らすパフォーマンスで油断を誘います…。
そして試合前にあのLINE画像のやり取りが行われたと思われます。
これは谷山ジムの谷山選手の動画が参考になります。普通の格闘技界では、八百長関係なく対戦相手は勿論、相手と同じジムの選手と連絡を取ること自体もあり得ません。自分も同意見です。
試合中:らしくない戦い方であっさり敗戦。タオル投入にも納得がいかず
そして迎えた試合。
距離で上手く外してディフェンスするのがキック界では世界レベルの実力だった久保選手ですが、土下座パフォーマンスなどで逃げるシバターに安易に距離を詰めていってしまいます(試合後コメントによると、このシーンではどう攻撃すればよいか迷っていたらしい)
急にでてきたシバターの反撃をかわしきれず、被弾しダウン。
効かされたまま組める距離での攻防になると、シバターが飛びつきからの腕十字。タオル投入により試合終了となりましたが久保選手はまだやれる、なぜタオルを投げたのかという素振りを見せていました。
少なくともセコンド陣は八百長の件に関して何も知らされてないのは確かです。
試合後:例のツイートで炎上、シバターは当然のように否定
試合翌日、久保選手はこの意味深ツイート。
嘘をつく人生は嫌だな。
正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。
色々疲れた。
事の経緯とかも全部きちんと話したい。— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) January 1, 2022
さらにはじめに説明した試合前のLINE画像流出で、どの試合よりもニュースになってしまう状況に発展し炎上します。
一方勝ったシバターは自身のYouTubeチャンネルで勿論八百長疑惑を否定。
万が一本当でも八百長を受ける久保選手があり得ない、と予防線を張ります。まあ勝った側が不利になることは言うはずがないでしょう。
最終的に八百長をバラされても黙認されても、久保選手からのアクションだけではシバターは全く痛くない状態になりました。
久保選手は今後どうするべきか?
ここで仮に八百長が本当だったとして久保選手がこれからどうするべきか考えていきます。
(嘘だったら単に久保選手が弱かったということになるし、オファーを受けるべきではなかった。
これはこれで2014年頃まで無双していた時期を知っているだけに悲しいです)
久保選手が試合中油断していたのは確かで、もっと距離を気を付けながら理詰めで追い詰められたはず。
試合に負けた事実はどう転んでも残る以上、久保選手のこのあとの対応はこの二択だと思います。
(繰り返しますが八百長のLINE画像の件が仮に本当だとしての話です)
①負けとシバターにハメられたことを受け入れて、次のRIZINに出られるように最善を尽くす
②RIZINからの追放覚悟で、本人から八百長の事実を認め告発する
※ついでにこの試合を本人以外で話を進めてしまった件について言及する(この点に関しては久保選手は被害者)
①のスタンスでも、RIZIN側からの契約違反といった処分次第では後から②ことになるかも。
久保選手の元旦のツイートを見るに、本当のことを話す可能性が高いと予想されます。
また試合の契約のところも、ファンや未参戦の選手にとっては少し疑念を持たれているはずでそこの声明は最低でも必要な気がします。
何にせよ真剣勝負とはいえない試合展開で終わったのがとても残念です。
試合自体、シバターの土下座のパフォーマンスとかも一切要りませんし、あまりに無気力な姿勢見せたら即レッドカードで減点、でも良いと思います。
とにかく真剣勝負しろ!の一言です。
目先の注目集めのカードは、もう立ち上げから6年も経っている興業ですしいい加減無くしてほしいです。
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